Friday 24 August 2018

おいしいおかゆ - グリム童話

突然ですが、お腹をこわしました。

正確には、胃です。
元々胃が弱いのか、疲れたりしたら時々こわすのです。

まあ、慣れっこなので、胃の中のもの全部吐いたら、
半日ほど絶食して、次の日はおかゆです。

というわけで、本日はおかゆを作っております。

おかゆって、いつも思うんですが、煮ていったらどんどん増えますよねえ。

私の場合は、とりあえずお米を一合お鍋に入れて、
お水を多めに入れて弱火で煮ていきます。

煮詰まってきたらお水を足しなが煮ていくと、
一合のお米とは思えないくらいにカサ増しするのです。

そうやっておかゆを作っていると思い出すのがこのお話。
グリム童話の「おいしいおかゆ」

魔法のお鍋を手に入れた貧しい母娘のお話です。

そのお鍋は、「お鍋さん、煮て」と頼んだら、
どんどんおかゆを煮てくれるのです。
止める時には、「お鍋さん、止めて」と頼むだけ。

それまで、食べるにも困っていたその母娘は
少なくともお腹がすいて困ることはなくなりました。
ところが、ある日。。。

このお話は、グリム童話とは言え残酷なシーンは無く、
誰も不幸になる事もない、ほのぼのとしたお話です。

しかしこの、お鍋からおかゆがどんどん出てくるという発想。
このお話を考えた人も、絶対に、おかゆを作っていて
思いついたに違いありません。

毎回、そんな事を考えながらおかゆを煮ております。


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Tuesday 21 August 2018

Star Wars Episode 4 / スター・ウォーズ エピソード4 - 新たなる希望

テレビで放送していたので、久しぶりに観ました。

「スター・ウォーズ エピソード4 - 新たなる希望」



一連のスター・ウォーズシリーズの、一番初に公開されたエピソードです。

1977年公開なのですね。私が5歳の時です。
もちろん、公開当時の事は覚えていません。

名作なので、○曜洋画劇場とかで何度も放送されていて、
初めて観たのは何歳の時だったか。
子供だったから、設定とかストーリーとか全然理解してなかったような。

その後就職した会社で、職場の先輩(10歳ほど年上)と話していて、
先輩は公開当時の事を覚えていて、「エピソード4」というのに着目し、
疑問に思っていたとおっしゃっていました。

そうですよねえ。

第一作目なのに「エピソード4」って。
不思議に思いますよね。

第一作目の製作時点で、この作品は9連作の4番目になるという構想だった
という説は、今となっては有名な話ですが、
今みたいにインターネットなんてなかった時代、
当時15歳くらいの少年だった先輩としては、
そんな説を耳にしてはいなかったのでしょう。
「エピソード4」という部分に着目し、疑問に思った先輩は、
頭が切れると思います。

そう。そうなのです。

この映画は、1977年、今から40年以上も前に製作されたのです。
当時はインターネットもなかったし、CGもなかったはず。

この映画のすごいところは、もう、四十路を越えているのにも関わらず、
今見ても全然古臭さを感じさせないところです。

今ならチャッチャとCGで済ませてしまうようなシーンも
特殊メイクや特殊効果、その他さまざまな工夫をフル活用して
丁寧に作られていて、不自然さを感じさせません。

CGが丁寧に作られていない、と言うつもりはありません。
今のCG映画の画像はとても綺麗だし芸術品だと思います。

でも、本作のような古い名作を見ると、これをCG無しで撮影したのかと、
感心せざるをえません。

強いて言えば、チューバッカの動きが人間くさいところがツボにはまりますが、
チューバッカの動きは、最新作の「最後のジェダイ」でも人間くさいので、
彼は人間くさい動きをする生物なのでしょう。

まあ、そんな感じで久しぶりに観て、とても楽しめた本作ですが、
今回の感想は主に下記の2点。

1:オビ・ワン・ケノービがファルコンを雇うためにチューバッカと交渉している時の、
  チューバッカの表情がめちゃくちゃ優しい。
  この場面では不必要なほどに優しい。
  チューバッカはオビ・ワン・ケノービがお気に入りなんだろうか。
  
2:昔は、ハン・ソロがカッコ良くて好きだったのですが、
  今はルークの方が可愛くて好き。
  これが歳をとるという事なのですね。




エピソード9まで出揃ったら、エピソード1から9まで一気に観たいなあ。

Thursday 16 August 2018

単語帳 : naive

今回の単語は  naive
前回の単語 gullible の synonyms です。
なぜ、いちいちルー大柴のように synonyms と書くかと言うと、
synonyms の定義を辞書でしらべると、
同義語、類義語、同意語となっていて、
naive は gullible の 同義語なのか類義語なのか同意語なのか、
いまひとつ良く分からないからです。

この単語、日本人が誤用し易い単語としてはかなり有名な単語なので、
このブログでは取り上げる予定はなかったのですが、
せっかく出てきたのでちょっと辞書を引いてみましょう。

まずは、某A○CさんのOnline辞書

~~~~

naive
【名】
うぶな人、だまされやすい人
【形】
〔経験不足であまりに〕うぶな、ばか正直な、考えが甘い
・How can you be so naive? : よくそんなに単純でいられるなー。
・I thought I could do it on my own, but I was too naive. : 私は自力でそれをすることができると考えていましたが、(考えが)甘かったです。
〔子どものように〕純真な、天真らんまんな、あどけない
・In spite of her appearance, she has a naive side. : ああ見えても彼女は純真なところがある。
繊細さがない、鋭さに欠ける、批判的な見方ができない
〔美術の〕素朴派の、素朴な◆一見すると子どもが描いたかのように見える、単純化した技法を使った絵画。アンリ・ルソー(Henri Rousseau)などに代表される絵画を指す。
〔動物が〕実験に使われていない
〔人が〕投薬を受けていない、~の薬を摂取していない
【レベル】9、【発音】nɑːíːv、【@】ナイーイーヴ、【変化】《複》naives、【分節】na・ive

~~~~

そして、Oxford 英英辞書(Online)

~~~~

naive
(also naïve)
Pronunciation /nʌɪˈiːv//nɑːˈiːv/
ADJECTIVE

1(of a person or action) showing a lack of experience, wisdom, or judgement.
‘the rather naive young man had been totally misled’

1.1 (of a person) natural and unaffected; innocent.
‘Andy had a sweet, naive look when he smiled’
1.2 Of or denoting art produced in a style which deliberately rejects sophisticated artistic techniques and has a bold directness resembling a child's work, typically in bright colours with little or no perspective.

Origin Mid 17th century: from French naïve, feminine of naïf, from Latin nativus ‘native, natural’.

~~~~

おそらく、日本でナイーブという単語が良いニュアンスの言葉だと
誤解されているのは、

ー〔子どものように〕純真な、天真らんまんな、あどけない
ー (of a person) natural and unaffected; innocent.

この辺りの定義に拠るものだと思われますね。

でも、英語話者にとっては、naive という単語は経験不足というニュアンスが強いので、
否定的な connotation * があるのだと思います。

 * connotation :〔文字どおりの意味に加えられる〕言外の意味、含蓄、含み、暗示[内包]的意味、含意)

ああ。またルー大柴になってしまった。
ルー大柴になったのは、この単語を日本語に訳すのが面倒くさかったからです。
そのうち、 connotationについての記事も書かないと。。。

さて、今回はNaive の例文を、Oxford 英英辞書(Online)で引いてみました。
前回の gullible の例文の特徴を念頭に置いて読んでみようと思います。

~~~~

• ‘This seems pretty naïve and naturally enough there's been no improvement.’
• ‘Only a very naive observer would conclude that this is currently a party with the focus and energy to win another mandate, whoever its leader may be.’
• ‘Investing in art is ideal for naive investors since it is risk-free.’
• ‘He was naïve about this due to his inexperience.’
• ‘Based on this rather naive childhood wish, I did a lot of research and finally got there.’
• ‘He has been particularly criticized for lack of military experience and naive views of warfare.’
• ‘I can't believe she's that naive and she's a nurse and she's an educated person.’
• ‘I stand by my labeling of the answer as naïve, however.’
• ‘They were naive to believe they were immune from war's violence.’
• ‘Again, to be fair, in Bangalore he made a bold - some would say naive - attempt to redefine Britain's role in the world.’
• ‘They were naive with respect to the purpose of the experiment and none of them had participated in the previous experiment.’
• ‘The authors are not naïve about the barriers to the process of experimentation and adoption.’
• ‘We are not naive about the many threats and dangers there are today to world peace and security, nor about the urgent need to do something about them.’
• ‘His chronic lack of judgement and naive approach to the complexities of the society lead inevitably to tragedy.’
• ‘When she does engage in critical analysis, the results are naive and limited.’
• ‘An aware, as opposed to naive, romanticism never did anyone any harm.’
• ‘You always said that you were politically naive, that you were a non-political person.’
• ‘I'm not naive enough to think that the job of the press is to make the president look good or even to make the country look good.’
• ‘I'm not naive enough to think everyone will think this one through like the engineer geek I am.’
• ‘I don't think that I was - I think I was more naive on that front than one would expect.’

~~~~

上記例文をざっと見た限り、「考えが甘い」という感じの、
否定的な connotation が感じられる文が殆どです。

‘Based on this rather naive childhood wish, I did a lot of research and finally got there.’

強いて言えば、上記の文では、「純真な、天真らんまんな、あどけない」
という意味合いで使われていると受取れない事はないですが、
rather という単語があるので、やっぱりちょっと、自虐的なニュアンスがありますね。

An aware, as opposed to naive, romanticism never did anyone any harm

そして、上記の文では、明らかに、aware の対義語としてnaive が出てきていますので、
「知識・経験不足」という意味合いがはっきりと取れます。


前回の記事で、gullible という単語は、public や society と
併用される事が多々あるようだと述べましたが、それに比べ、
naive という単語は、上記の例文を見た限り、
個々の人やモノをさして使用される事が多いようです。

‘Investing in art is ideal for naive investors since it is risk-free.’
一件例外がありました。
ここでのnaive は、「経験不足」という意味かと思われますが、
確かにこの文脈では、だまされやすい:gullible よりも
経験不足で考えが甘い:naive の方がしっくりくるような気もします。

まあ、人によって単語の選び方もさまざまでしょうから、
どれが正解という事はないと思います。

推敲の例にあるように、著者は、自分が伝えたい内容が
一番上手く伝わるような単語を最善を尽くして選んでるわけで、
どちらの単語が正解とか不正解とか、関係ないのです。

読み手としては、できるだけたくさんの文章を読んで、
単語の持つニュアンスについての感覚を研ぎ澄まし、
作者の意図した世界に近いものを、
受けとめられるようになりたいものです。


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Tuesday 14 August 2018

PK ピーケイ

我が家のミャンマー人夫は、とてもテレビっ子です。

英国の Netflix に加入しているのですが、絶対に元とってます。

Netflix は国によってコンテンツが異なるようですので、
他の国の状況は良く分かりませんが、英国の Netflix は、
韓国映画やインド映画なども結構充実していて、
なかなか楽しめます。

そんな夫が、どうやらインド映画の気分だったようで、
そして、どうやら今、夫の中ではアーミル・カーン
ブームが起こっているようで。

アーミル・カーンで検索した中から、
気になったタイトルの作品を選んでみました。




「PK」 というシンプルなタイトルが気になったのです。

さて、取り急ぎ、某Amamz○n の商品説明からストーリー紹介文を抜粋いたします。

~~~~~~~~

留学先で悲しい失恋を経験し、今は母国インドでテレビレポーターをするジャグーは、ある日地下鉄で黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の飾りをつけてチラシを配る奇妙な男を見かける。チラシには「神さまが行方不明」の文字。ネタになると踏んだジャグーは、「PK」と呼ばれるその男を取材することに。「この男はいったい何者?なぜ神様を捜しているの?」しかし、彼女がPKから聞いた話は、にわかには信じられないものだった。驚くほど世間の常識が一切通用しないPKの純粋な問いかけは、やがて大きな論争を巻き起こし始める―。

~~~~~~~~

おお。上手いことネタバレを避けて、サラッと書いてるなあ。
私も、出来るだけ頑張って、ネタバレは避けようと思います。

物語は、インドの砂漠にUFOが着陸し、
全裸の男性を残して飛び立って行く所から始まります。

全裸の男性がいきなり出現する辺り、ちょっと元祖ターミネーター風です。

夫と私は、今までのSF映画では、UFOが着陸するのはいつも
アメリカである事に、常々不満を持っておりました。

世界はこんなに広いのに、何故、いつもエイリアンはアメリカを選ぶのか?
これは、ハリウッドの陰謀に違いないと、常々二人で文句を言っていたのです。

今回、UFOがインドの砂漠に着陸したことで、
私たち夫婦の溜飲が下がりました。

さて、その全裸の男性、首に大きなエメラルドのような石がついた
ネックレスをつけているのですが、右も左も分からない状態で、
初めて出会った人間(インド人男性)に助けを求めようとします。

すると、なんと、そのインド人男性、
全裸の男性が首に掛けていたネックレスを奪い取り、
自分が持っていた大きなラジカセを彼に押し付けて逃げていくではありませんか!

さすがインド!なめたらアカン!

だから、今まで他のエイリアンは、アメリカに行ってたんやなあ。
と、これまた夫と二人で納得して、初めの5分くらいですでに
二人で清々しい気分にさせてもらいました。

ツカミはOKです。

そこから場面は一転し、ジャグーの留学時代のエピソードがはじまるのですが、
私たちはさっきのエイリアンが気になって、
もう、気が気じゃありませんでした。

そんなこんなでしばらく観てたら、やっとさっきのエイリアンが再登場して
それが、アーミル・カーン扮するPKです。

某Amamz○n のストーリー紹介文品説明にあるキーワード、

「神さまが行方不明」

そしてそこから起こる「大論争」。

この映画、コメディという形式を通じて、
世の中の様々な宗教に対して疑問を投げかけた作品です。

インドで、よくこんな映画作ったなあ。

と、感心してしまいました。

なぜ、「インドで」かと言いますと、
インドは、確かに民主主義国ではありますが、
西欧みたいに宗教に関してオープンではないというイメージがあったので。

このような、宗教をテーマにしたコメディを発表するっていうのは、
結構ハードルが高いと思うのです。

アメリカなんて、先進国ですが宗教に関しては保守的だし、

日本みたいなほぼ無宗教な国か、西欧のように成熟した国でないと
難しいのではないかと思うのですよ。

ちなみに、気になってWiki ってみたところ、
アーミル・カーンさん自身はイスラム教徒なのですね。

この映画を観て、無神論者なのかと思ってしまいました。
それくらい、遠慮なく宗教批判しているコメディです。

さらに気になってWikiってみたところ、
アーミル・カーンさん、1965年生まれ(現在53歳)なのですね。

作品によって年齢の印象が全然異なるので、年齢不詳やなあ、
と思っていたのですが、まあ、53歳と言われれば、そうかも。

役作りをしっかりされるので、年齢不詳になってるようですが、
とても良い役者さんだと思います。

そして、この作品「PK」。

インド映画らしくエンターテイメント要素もたくさん入ってるし、
その一方で、遠慮ない宗教批判がチクチク痛くて、
名作だと思います。




Saturday 11 August 2018

単語帳 : gullible

最近、あんまり外に出ないので英語を話す機会が減ってしまい、
たまに仕事に行くと、英国人上司や同僚と話す際に
とっさに英語がでてこなくて言葉に詰まる事がしばしば。

外国語って身につけるのは大変だけど、忘れるのは速いなあ。
と、しみじみ感じております。

少なくとも、もうしばらくの間はひきこもり生活を楽しみたいので、
せめて、家にいる間も英語の勉強を頑張ろうと思います。

さて、今回の単語は、gullible

まずは、某A○CさんのOnline辞書での定義

~~~~

gullible
【形】
〔他人の言うことをすぐに信じて〕だまされやすい◆【語源】gull(羽毛の生えそろっていない(まだ飛べない)鳥)+ -ible(able)
レベル12、発音gʌ́ləbl、カナガリブル、ガリボウ、分節gul・li・ble

~~~~

某A○CさんのOnline辞書で、レベル11以上くらいに分類される単語には、
面白い単語が多いですね。

Oxford 英英辞書(Online)ではどうでしょうか?

~~~~

gullible
ADJECTIVE

Easily persuaded to believe something; credulous.
‘an attempt to persuade a gullible public to spend their money’
Origin - Early 19th century: from gull + -ible.

~~~~

synonyms の代表として credulous がでてますが、もっと他の synonyms も
みてみます。

~~~~

credulous, over-trusting, over-trustful, trustful, easily deceived, easily led, easily taken in, exploitable, dupable, deceivable, impressionable, unsuspecting, unsuspicious, unwary, unguarded, unsceptical, ingenuous, naive, innocent, simple, inexperienced, unworldly, green, as green as grass, childlike, ignorant

~~~~

 synonyms をみると、単語のニュアンスがさらによくイメージできますね。

若くて、未熟で、無防備でだまされやすいという感じでしょうか。

某A○CさんのOnline辞書で紹介されている語源
gull(羽毛の生えそろっていない(まだ飛べない)鳥)+ -ible(able)
からも、そのようなニュアンスを感じることができます。

日本人が意味を誤解しやすい単語として、常に上位をキープしている、
naive も gullible の synonyms  ですね。

でも、実際に使う場合、naive と gullible では、
どちらの方がのほうが失礼(上から目線)なのでしょうか。
また、ネイティブはどの様に使い分けているのでしょうか。
気になるところです。 

"naive" は、あまりにも有名なので、このブログでは
取り上げる予定はなかったのですが、せっかく出てきたので
次の記事で取り上げてみようと思います。

今回は取り合えず、Oxford 英英辞書(Online)で
gullible の例文を引いてみました。

~~~~

‘He'd have to endure endless litanies about how naive and gullible he was to sign up for this trip.’
‘There are those that believe that people who visit mediums are all gullible or plainly mistaken in their memories.’
‘Clothing design should not be about creating pricey and snobbish brands to be foisted on a gullible public.’
‘Are they seriously suggesting the Scottish public are totally gullible and can be so easily hoodwinked?’
‘But how gullible do you have to be to believe that all these cases coming together is just coincidence?’
‘And for every hoaxer there are a thousand gullible people willing to believe.’
‘How gullible we were to swallow his promise of a proper debate.’
‘The public should not be passive and gullible on this matter but come out in support of the law.’
‘Both efforts seem like cunning attempts to fob off used goods on a gullible reading public.’
‘None the less, it is gullible to believe that Italians are invulnerable.’
‘That is cynical, and I say to the Government that the public is not that gullible.’
‘Apparently, to this day, a gullible section of society believes in the existence of these British rockers.’
‘But there is no evidence which shows that juries are gullible fools, easily led by a passing headline.’
‘After all, there are so many gullible people who believe whatever they read!’
‘I know a few people who are new age suckers, whom I consider gullible fools because they believe anything they are told.’
‘Sell both paintings to gullible collectors, while the art world looks the other way.’
‘He is utterly charmless and few people are gullible enough to believe him.’
‘Then it tried to buy its way out of it with a PR campaign, and we were foolish and gullible enough to accept that.’
‘Such a defence is offered only to hoodwink the gullible, illiterate and ignorant millions.’
‘To have accomplished such a thing he didn't have to merely fool a gullible public.’

~~~~

これだけ例文をみて気づいたのは、どうやら gullible という単語は、
public とか Society  という単語と併用される事が多々あるようです。

文法上正しいとか正しくないとかではなく、ただ単に、
他よりも頻繁に使用される単語の組み合わせの事を、
英語でコロケーション(collocation)と言いますが、
おそらく gullible は、public とか Society とcollocate するんだと思います。

つまり、だまされやすい一般大衆、という日本語を英訳したい場合は、
Naive public と訳すよりも、
Gullible public と約したほうが、自然に聞こえる訳ですな。

次の記事では、Naive について例文も含めて見ていこうと思います。


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