あの、トイレとかが詰まった時に使う、吸盤みたいなのに棒がついたやつ。
ありますよねえ。あれ。
なんて言う名前でしたっけ?
実生活では、なんとなくジェスチャーとかでごまかしてますが、
日本でなんと言うのかはっきりしない、あれ。
↑こんなやつ。
これ、Amazon さんで検索してみたら、「ラバーカップ」とか、
「トイレのつまり取り」とか、「真空パイプクリーナー」とか、
皆、好き放題の名前をつけてます。
日本語では、特に決まった名詞はないのでしょうか?
でも、英語にはあるんですよ。
Plunger という単語が。
では、この単語を辞書で調べたら、コイツの日本語名称がわかるかも!
さっそく某A○CさんのOnline辞書で調べてみると。
~~~~~~~~~~~
plunger
【名】
突っ込む[飛び込む]人[もの]
〔パイプの〕吸引具◆棒の先にゴムの吸着カップが付いた道具で、パイプの詰まりを取り除く。◆【同】plumber's helper
《機械》プランジャー◆ピストンのように機械の内部で上下や左右の往復運動をする部分。
カナ プランジャー、変化《複》plungers、分節plung・er
~~~~~~~~~~~
あらら。
やっぱりスッキリと一言で表す日本語はないみたい。
よく使う道具だと思うのに、何故なんでしょう?
皆、「あれ」とかジェスチャーで済ませて、何とかなってるからよいのかなあ?
ちなみにOxford 英英辞書(Online)では、
~~~~~~~~~~~
plunger
NOUN
1A part of a device or mechanism that works with a plunging or thrusting movement.
1.1 A device consisting of a rubber cup on a long handle, used to clear blocked pipes by means of suction.
2informal A person who gambles or spends money recklessly.
‘he is a plunger when it comes to spending money for news’
~~~~~~~~~~~
そう、それです!
1.1の定義が、まさにそれです!
英語では、コイツ表すための、まさにドンピシャな単語が存在するのです。
英語圏では、「あの、トイレが詰まった時につかう、あれ」
なんて会話は必要ありません。
しかしなんで、日本語にはこれをドンピシャに表す単語がないんだろう?
不思議。
Monday 17 September 2018
Thursday 6 September 2018
働かないの
群ようこさんの「れんげ荘」の続編、「働かないの」を再読しました。
「れんげ荘」は、かなり長期間トイレが指定席だった為、
何度も何度も読み返しているのですが、本作は久々の再読です。
以下は私の独断と偏見によるあらすじです。
~~~~~~
「れんげ荘」から3年。
主人公のキョウコは、まだれんげ荘で貯金生活を送っています。
若干退屈してきたのか、何か夢中になれる事がないかと考えていた時に、
ふと立ち寄ったカフェで、刺繍教室の帰り道にお茶をしている
ご婦人方のグループを見かけます。
彼女達が見せ合っている作品の美しさに魅せられ、
キョウコも刺繍をはじめるのですが…。
~~~~~~
私もセミリタイア生活を始めてそろそろ半年と少しが過ぎました。
仕事に行かないで家にいると、色々な葛藤があります。
やりたいことが一杯あってセミリタイアしたんだから、
どんどん色々やらなくちゃ、と張りきりすぎて疲れたり。
どうにもこうにも、何もやる気がおきなくて、ダラダラしてたら、
せっかくセミリタイアして得た時間なのに
ダラダラ過ごすなんてもったいない、と罪悪感を覚えたり。
れんげ荘シリーズで描写されている、キョウコの心理状態が
とても良くわかるのです。
ちょっとネタバレになるかもしれませんが、
終盤に下記のような一節があります。
~~~~~~
キョウコはほどほど、ほどほどと自分にいい聞かせ、あともうちょっとやろうかなというところでやめておいた。
そうすると不思議なことに、自分のふがいなさについて考えないようになった。まだできるのにその手前でやめておくと、がんばったのに結果はこれ?と自己嫌悪に陥らなくなったのだ。
~~~~~~
以前この本を読んだ時には、すっと流してしまった一節なのですが、
今の自分の状態で、この本を再読してこの一節に行き当たった時、
目からうろこが落ちたような気がしたのです。
そうなんですよ。
私もキョウコさん同様、ゆっくりやりたい事だけやるという生活に
罪悪感を感じてしまい、とにかく何かを一生懸命やろうとして、
やっても結果が出ない自分のふがいなさに自己嫌悪に陥っていたのです。
そうですよね。
ほどほどにやれば良いんです。
そうすれば、結果が出なくても自己嫌悪に陥らなくてすむし、
取り掛かるのが億劫になる事もない。
ほどほどにやるんだから、気楽に取り掛かって、飽きたら他の事をやればよい。
なんか、スッキリしました。
群ようこさん、ありがとうございます!
これからは、何事も頑張りすぎず、ほどほどにやって
楽しく暮らせるようになりたい。
「れんげ荘」は、かなり長期間トイレが指定席だった為、
何度も何度も読み返しているのですが、本作は久々の再読です。
以下は私の独断と偏見によるあらすじです。
~~~~~~
「れんげ荘」から3年。
主人公のキョウコは、まだれんげ荘で貯金生活を送っています。
若干退屈してきたのか、何か夢中になれる事がないかと考えていた時に、
ふと立ち寄ったカフェで、刺繍教室の帰り道にお茶をしている
ご婦人方のグループを見かけます。
彼女達が見せ合っている作品の美しさに魅せられ、
キョウコも刺繍をはじめるのですが…。
~~~~~~
私もセミリタイア生活を始めてそろそろ半年と少しが過ぎました。
仕事に行かないで家にいると、色々な葛藤があります。
やりたいことが一杯あってセミリタイアしたんだから、
どんどん色々やらなくちゃ、と張りきりすぎて疲れたり。
どうにもこうにも、何もやる気がおきなくて、ダラダラしてたら、
せっかくセミリタイアして得た時間なのに
ダラダラ過ごすなんてもったいない、と罪悪感を覚えたり。
れんげ荘シリーズで描写されている、キョウコの心理状態が
とても良くわかるのです。
ちょっとネタバレになるかもしれませんが、
終盤に下記のような一節があります。
~~~~~~
キョウコはほどほど、ほどほどと自分にいい聞かせ、あともうちょっとやろうかなというところでやめておいた。
そうすると不思議なことに、自分のふがいなさについて考えないようになった。まだできるのにその手前でやめておくと、がんばったのに結果はこれ?と自己嫌悪に陥らなくなったのだ。
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以前この本を読んだ時には、すっと流してしまった一節なのですが、
今の自分の状態で、この本を再読してこの一節に行き当たった時、
目からうろこが落ちたような気がしたのです。
そうなんですよ。
私もキョウコさん同様、ゆっくりやりたい事だけやるという生活に
罪悪感を感じてしまい、とにかく何かを一生懸命やろうとして、
やっても結果が出ない自分のふがいなさに自己嫌悪に陥っていたのです。
そうですよね。
ほどほどにやれば良いんです。
そうすれば、結果が出なくても自己嫌悪に陥らなくてすむし、
取り掛かるのが億劫になる事もない。
ほどほどにやるんだから、気楽に取り掛かって、飽きたら他の事をやればよい。
なんか、スッキリしました。
群ようこさん、ありがとうございます!
これからは、何事も頑張りすぎず、ほどほどにやって
楽しく暮らせるようになりたい。
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