Monday 6 January 2020

THE HUNDRED-YEAR-OLD-MAN WHO CLIMBED OUT OF THE WINDOW AND DISAPPEARED

おお!ウカウカしていたら、もう2020年になってしまいました。

A Happy New Year!

2019年の読書戦績は……、まあまあ、ちょこちょこと本は読んでいましたが、思ったほど読めていません。

2020年は、乱読でも何でもよいから、もっと色々読みたいです。
せっかくセミリタイアしてるんだから、

そして、2019年の本ブログを見返してみると、全然、読書感想記事を書いていないなあ。

せっかく読書記録ように始めたブログなのに……。

実際は、もうちょっと読んだんですよ。

例えばこの本。

THE HUNDRED-YEAR-OLD-MAN WHO CLIMBED OUT OF THE WINDOW AND DISAPPEARED

by JONAS JONASSON




スウェーデンの作家が書いた小説です。

元々はスウェーデン語だったものを翻訳したものなのかと思っていましたが、翻訳者の名前がないので、作家が自ら英語で執筆したのかもしれません。

英語の使い方が時々、面白い。

どんな風に面白いかというと、ロスト・イン・トランスレーション的に面白い。

なので、外国人が書いた英語だとしたら、その辺りが納得です。

例えば、「上司」という意味で、「superior」という単語が使われているのですが(それは普通なことなのですが)、その反対語、「部下」という意味で、「inferior」という単語が使用されていたりするのです。

いやいやいやいや。

「上司」という意味の「superior」の反対後は、一般的には「部下」「subordinate」でしょう。

こういう感じの、ユーモラスな英語の誤用がそこここに散見されるのです。

思わず、ププっと吹き出したり、ニンマリとニヤついてしまうような間違いです。

絶対にワザとやってるんだと思いますが、ワザとだと思ってもやっぱりププッと笑ってしまう面白さ。

それ以外は、全体的に読みやすい英語だし、物語も、ワタシ的にはコンフォート・リーディングな感じで、とても楽しく読めました。

ちなみに、ワタシにとってのコンフォート・リーディングとは、淡々としていて、それでいてどことなくユーモラスで楽しく読める本を指します。

ドラマチックな展開はなく、ドキドキしたり大泣きしたり、感情を大きく揺さぶられるようなことがない本です。

ドラマチックな本を読むのも楽しいのですが、そういう本は引き込まれてしまって一気に読んでしまうので、ちょっと疲れてしまうこともあるのです。

中年すぎたら、こういうユルユルとした、読んでいて Comfortable な本をゆっくり読んで、まったりとした時を過ごすのも良いものです。

No comments:

Post a Comment