Friday, 24 August 2018

おいしいおかゆ - グリム童話

突然ですが、お腹をこわしました。

正確には、胃です。
元々胃が弱いのか、疲れたりしたら時々こわすのです。

まあ、慣れっこなので、胃の中のもの全部吐いたら、
半日ほど絶食して、次の日はおかゆです。

というわけで、本日はおかゆを作っております。

おかゆって、いつも思うんですが、煮ていったらどんどん増えますよねえ。

私の場合は、とりあえずお米を一合お鍋に入れて、
お水を多めに入れて弱火で煮ていきます。

煮詰まってきたらお水を足しなが煮ていくと、
一合のお米とは思えないくらいにカサ増しするのです。

そうやっておかゆを作っていると思い出すのがこのお話。
グリム童話の「おいしいおかゆ」

魔法のお鍋を手に入れた貧しい母娘のお話です。

そのお鍋は、「お鍋さん、煮て」と頼んだら、
どんどんおかゆを煮てくれるのです。
止める時には、「お鍋さん、止めて」と頼むだけ。

それまで、食べるにも困っていたその母娘は
少なくともお腹がすいて困ることはなくなりました。
ところが、ある日。。。

このお話は、グリム童話とは言え残酷なシーンは無く、
誰も不幸になる事もない、ほのぼのとしたお話です。

しかしこの、お鍋からおかゆがどんどん出てくるという発想。
このお話を考えた人も、絶対に、おかゆを作っていて
思いついたに違いありません。

毎回、そんな事を考えながらおかゆを煮ております。


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