人は、色んなものを分類するのが大好きです。
そして、世の中の大抵のものは、大きく二種類に分けられます。
分ける対象も、分け方にも色々あるのですが、その中で最近気になるのは、
人間を、「勝ち組」と「負け組」とに分けるやり方。
人生には、色々な生き方があります。
自分の欲しいものを貪欲に手に入れていく「勝ち組」
欲しいものを手に入れることができない「負け組」
自分の意思であれ、周囲の状況の為やむを得なくであれ、欲しいものを諦めた人。
これも「負け組」かな。
そして、そもそも、欲しいものがそんなにない人もいる。
これも、今の日本では「負け組」に分類されているような気がする
そして、いつの頃からか、日本社会には、
「勝ち組」vs「負け組」
という構図が出来あがりました。
この言葉を、単純に英語に訳すと、
"winner" vs "loser" となりますね。
まあ、 それでももちろん良いのです。
大きな意味合いは損なわれてはいません。
でも、ちょっと違和感があるんですよねえ。
「勝ち組」vs「負け組」という構図が持つニュアンスは、そんなに単純なものではないと思うのです。
というわけで、考えてみました。
ワタシなりの、「勝ち組」と「負け組」
「勝ち組」Achiever vs 「負け組」Non-achiever
「勝ち組」Achiever については、徒然日記のほうで、
Achiever という人種と Can do attitude
という記事を書いたのですが、英語で使われている"achiever" という言葉は、日本語の「勝ち組」という言葉に近い意味で使われていると思うのです。
「負け組」は、loser でも良いけど、Non-achiever の方がしっくりくるような気がする。
日本語の「負け組」って、「負けた人」というよりは、「勝ち組になれなかった人」っていう感じなのでね。
なので、lose した人ではなく、achieve しなかった人、Non-achiever
どちらにしても、あんまり気持ちの良い言葉ではありませんが。
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