ここ数年、歳をとって体力が減退してきたのか、
仕事内容がきつくなってきたのか、その両方なのか、
毎日の仕事をこなすのが精一杯で、せっかくの週末にも
ゆっくり本を読んだりする精神的余裕がなかったのですが、
2017年、ついに一大決心をし、働き方を変える事にしました。
別ブログに顛末を徒然と書きなぐっているのですが、
セミリタイアします。うれしい~。
フルタイムからパートタイムへ転身。収入半減。家計管理どうしようかなあ。
収入はかなり減りますが、当分の間は、夫に扶養してもらいます。
夫は今のところ働いてくれているので、当面の間はきっと大丈夫。
夫も仕事が嫌になったら、二人で何か画策しようと思います。
という訳で、ゆっくり本を読む心の余裕がうまれました。
人間、単純なものです。
まずは、家にある絵本を読み返してみています。
昔から絵本が好きで、絵本なんて買うときりがないので
図書館で借りてくるようにしているのですが、
気に入った物は時々衝動買いしてしまって、家に何冊かあるのです。
本日手に取ったのは、
HORTON HEARS A WHO!
Dr. Seuss
ホートンという大きなゾウさんが、ある日、
小さなチリから、小さな声が聞こえる事に気づきます。
それは、小さなチリの上にある「Who-ville」という街に住む、
これまたさらに小さな人たち「WHO」という人たちの声でした。
大きな耳のホートンは、耳が良いからその小さな声が聞こえますが、
他の動物にはその声は聞こえません。
彼らはホートンの気がおかしくなったとバカにします。
そして問題が起こっていくのです。
このお話のキーワードは、
A person's a person. No matter how small.
どんなに小さくても、人間は人間。
心地よいリズムでシンプルな英文の
あらゆるところに大切なメッセージがこめられていて、
英語圏では、児童書として定番の一冊です。
映画にもなりましたね。
映画の邦題がすごい。
不思議な世界のダレダーレ。
WHOをダレダーレを訳したわけですな。
本は文字数も少なく64ページと短いお話なのですが、
映画では色々な肉付けがされていて、これはこれで楽しめます。
というか、私は映画の方も、かなりお気に入り。
この本に限らず、Dr. Seuss 作品は結構映画化されています。
英語圏だと、児童書の定番作品なので、映画になったら
それなりの興行成績が見込めると思うのですが、
日本ではどうなんでしょう?
日本でも、Dr. Seuss 作品は人気があるのでしょうか?
私が子供の頃は、読んだ記憶がないのですが、
今は翻訳されて日本にも入っているのかなあ。?
英文のリズムや言葉遊びが素晴らしいので、翻訳するのが難しそうですが、
中にこめられたメッセージは是非とも子供達に伝えたいものです。
このような良書は、是非とも日本の子供達にも読んでもらいたい。
小学校から英語の授業するなら、こういう本を使ってやれば、
なんて考えてしまいますが、ちょっと難しいかなあ?
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