Sunday, 22 June 2014

一人の女

群ようこさんは私のお気に入りの作家の一人です。

なんといっても文章がシンプルで読みやすい。
読んでいて楽しいし、読後感も悪くない。 
こういうのを、コンフォート・リーディングとでも言うのでしょうか。

さて、私は現在日本国外に住んでおり、日本語の本は
ベストセラーや話題の本など、欲しい本があっても、タイムリーには手に入りません。

一時帰国の際に仕入れるか、キンドル化されるのを待つのです。
それまでは、じっと我慢ね。

群ようこさんの本は、一時帰国の際に、少しずつ仕入れているのですが、
この「一人の女」は、そんな本の内の1冊です。

-- Amazon の紹介文 --

セノマイコ、45歳、独身、玩具会社課長。着せ替え人形『プリティーぴんくちゃん』のヒットを飛ばし、皆のボーナスに貢献するも、社内では男性社員からの 妬みそねみのオンパレード。一方で微妙な年齢からくる体の不調も…。そんな過酷な会社生活に、不器用ながらも真っ向勝負で挑み続ける女の爆笑必至の物語。 とんかつ定食でパワーをつけ、野良猫たちに癒され、今日もマイコはずんずん突き進む。 

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私も40歳の大台にのり、45歳もそう遠い未来ではありません。
何度か転職しているので彼女の様に生え抜きで一つの会社で頑張った
わけではないのですが、一応、40歳過ぎた女性で会社員です。

私は彼女ほどアグレッシブにはなれないけれど、
日本の会社で頑張っている彼女の苦労には同感します。

そして、彼女の部下(おそらく20歳代後半)が感じていると思われる、
社会や会社への苛立ちのような感覚が、自分がかつて感じていた
不満に通じるものがあり、読んでいてまさに、「そうそう、そうなのよ~。」
という感じ。

働く女性の殆どが感じているだろう不満を、面白おかしく文字にしてくれた
群ようこさんに感謝です!





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