Thursday, 17 October 2019

単語帳:女王陛下の一人称  one? we?

英国君主、エリザベス女王陛下は、自分自身を指す一人称として、"I" という単語は使用されません。

"one" もしくは、"we" を使用されます。

この二つの違いはなんぞや?
ググッてみたら英語関係のフォーラムで、こんな投稿を見つけました。


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When embodying the state, the Queen uses the ‘Royal We’. ‘We are pleased to receive the ambassador of Peru…’

When talking personally she may use ‘one’.

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"one" は本当に彼女個人の意味合いで、"we" は、国という集合体の王座に付くものとしての自分を表す時に使用される一人称であるということですね。

ワタシも個人的には、この方の説に同意します。

ちなみに、この "we" は、"royal we" もしくは  "majestic plural" と呼ばれるものだそうです。 

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The royal we, or majestic plural (pluralis maiestatis), is the use of a plural pronoun (or corresponding plural-inflected verb forms) to refer to a single person who is a monarch.

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今後、エリザベス女王のスピーチを聞くときは、この二つの使い分けに注意してみよう。

しかしまあ、これって、試験に出ない英単語の筆頭ですね。

だって、使用頻度が極端に少なし。

アクティブボキャブラリーとしては、まずは自分が使う可能性はゼロ。

パッシブボキャブラリーとしては、エリザベス女王のスピーチを聞くときぐらいしか使わない。

でも、少し言語オタク気味のワタシとしては、とても興味深いトピックです。

世の中、役に立たない事の方が、面白いもんなんですよ。

マンガとかアメコミとかゲームとか。

世の中、そんなもんなんです。


Wednesday, 16 October 2019

単語帳:コップが汗をかく。

冷たい飲み物が入ったコップをしばらく置いておくと、コップの外側に水滴がたまりますよね。

日本語では、「コップが汗をかく」なんて表現したりしますね。

テーブルの上のコップが汗かいているを見て

ワタシ:ああ、これ、、英語でなんて言ったっけ???

夫(ミャンマー人):Condensation.


あと、冬が近づいて、外が寒くなってくると、朝起きたら、窓の内側に水滴がたまってたりしますよね。

日本語では、「結露」というやつですね。

会社で同僚(英国人)とのスモールトークで季節の話をしていて、

ワタシ:最近、朝起きたら窓の内側に水滴がたまるようになったよね。
ああいうの、英語でなんて言ったっけ?

同僚(英国人):Condensation.

おおお!ユーリカ!

英語では、コップが汗をかくのと、窓の結露は同じ単語なんだ!

まあ、同じ現象ではありますわな。

空気中の水蒸気が、表面温度の低いものに触れて凝固し、水滴となる。

Condensation.

コンデンスミルクのコンデンスと同じ単語ですよね。

ちょっと興味があるので辞書を引いてみました。

某A○CさんのOnline辞書で Condensation を調べてみると、

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condensation
1凝縮、濃縮、圧縮◆【動】condense
2液化、凝結◆【動】condense
3凝縮状態、結露
4《化学》縮合◆【動】condense

5〈正式〉〔本などの〕要約、縮約(版)◆【動】condense

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こんな感じです。
2番目か3番目の意味が近いかなあ。

そして、ワタシの愛するOxford Online Dictionary では

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condensation

NOUN
mass noun

1 Water which collects as droplets on a cold surface when humid air is in contact with it.
‘the inside of the cab steamed up with condensation’

2 The conversion of a vapour or gas to a liquid.
‘the cloud is caused by condensation in the air’

2.1 Chemistry count noun A reaction in which two molecules combine to form a larger molecule, producing a small molecule such as H₂O as a by-product.

2.2 Psychology The fusion of two or more images or ideas into a single composite or new image, as a primary process in unconscious thought exemplified in dreams.

3 count noun A concise version of something, especially a text.
‘a readable condensation of the recent literature’

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おお!まさに1番目の意味ですね。

でもふと思った。

これってもしかしたら、イギリス英語かも。

というのは、「コップが汗をかく」でググッてみると、

A cold glass of water sweats. って感じの例文もでてくるのです。

つまり、英語でも、グラスは汗をかくんですね。

でも、この表現は、英国では聞いたことがありません。

なんとなく、こちらの表現はアメリカ英語で、Condensation はイギリス英語のような気がする。
というのは、アメリカのアニメ、Family Guy でイギリス事をおちょくっている一コマがあり、そこで、この Condensation という単語が使われているからです。



これを見て以来、Condensation という単語が頭から離れなくなってしまったのです。

もう、何とかしてください。Family Guy さん。



Friday, 11 October 2019

単語帳:「勝ち組」「負け組」をワタシなりに英訳してみる。

人は、色んなものを分類するのが大好きです。

そして、世の中の大抵のものは、大きく二種類に分けられます。

分ける対象も、分け方にも色々あるのですが、その中で最近気になるのは、
人間を、「勝ち組」と「負け組」とに分けるやり方。

人生には、色々な生き方があります。

自分の欲しいものを貪欲に手に入れていく「勝ち組」

欲しいものを手に入れることができない「負け組」

自分の意思であれ、周囲の状況の為やむを得なくであれ、欲しいものを諦めた人。
これも「負け組」かな。

そして、そもそも、欲しいものがそんなにない人もいる。
これも、今の日本では「負け組」に分類されているような気がする

そして、いつの頃からか、日本社会には、

「勝ち組」vs「負け組」

という構図が出来あがりました。

この言葉を、単純に英語に訳すと、

"winner" vs "loser" となりますね。

まあ、 それでももちろん良いのです。

大きな意味合いは損なわれてはいません。

でも、ちょっと違和感があるんですよねえ。

「勝ち組」vs「負け組」という構図が持つニュアンスは、そんなに単純なものではないと思うのです。

というわけで、考えてみました。

ワタシなりの、「勝ち組」と「負け組」

「勝ち組」Achiever vs 「負け組」Non-achiever 

「勝ち組」Achiever については、徒然日記のほうで、

Achiever という人種と Can do attitude

という記事を書いたのですが、英語で使われている"achiever" という言葉は、日本語の「勝ち組」という言葉に近い意味で使われていると思うのです。

「負け組」は、loser でも良いけど、Non-achiever の方がしっくりくるような気がする。

日本語の「負け組」って、「負けた人」というよりは、「勝ち組になれなかった人」っていう感じなのでね。

なので、lose した人ではなく、achieve しなかった人、Non-achiever

どちらにしても、あんまり気持ちの良い言葉ではありませんが。